腎臓病の食事

腎臓病を正しく把握することから始めます

 

腎臓病とひと口にいっても原因や症状がちがい、さまざまな症状がみられます。ですが、治療に共通するのは{安静・保温・薬物療法・食事療法}の4つ。そして進行を抑えるには、食事療法がなによりも有効なのです。

 

慢性腎炎や慢性腎不全にいたった場合でも、食事療法をつづけることが必要とされ、腎臓病治癒と食事療法は切っても切れない縁にあります。ふつう腎臓病というと食塩を減らす、いわゆる無塩に近い味けない食事を想像しますが、それに加えて重要であるのがタンパク質を制限しつつ十分なエネルギーをとること。

 

タンパク質やエネルギー、塩分をどれくらいとればいいのかは各人の症状によって異なります。医師の指示や管理栄養士の食事指導にしたがって、各自にもっとも適した食事療法を実践してください。

 

腎臓病の初期には自覚症状がありませんが、進行が進むと多様な病気を誘発するため看過できない病気です。安静・保温が基本ではあるものの寝たきり状態でいる必要はなく、あくまで翌日まで疲れを残さないことが肝要。そのため規則正しい生活、食事をキープすることがたいへん重要となるわけです。紹介するレシピを参考に、症状に合った料理をチョイスしてください。