チャイニーズもルールを守ればだいじょうぶなんです
どんな料理にも必ずといっていいほど油をつかう中華料理は、エネルギー摂取過剰にも気をつけなければならない腎臓病の方には敬遠されがちでしょう。でもそこは“医食同源”の国、中国ならではの知恵が隠されたとっておきレシピがあるのです。しかもお肉料理で!
「豚肉のカリカリ揚げ/149キロカロリー・タンパク質6.6g・塩分0.4g」は、疲労回復と風邪予防にも有効です。豚肉は良質のタンパク質でビタミンBを多く含むため、疲労回復にはもってこい。肉類は部位選びがポイントで、脂身の少ないもも肉をチョイスしてください。
つけ合わせの白菜はビタミンCやカリウム、カルシウムなどをバランスよく含み、この料理の場合は生で食べるためビタミンCの損失が少なく、美肌や風邪予防にも効果的だというわけです。
材料=豚もも肉200g、片栗粉大さじ2、白菜100g、ミカンの皮1/3個分、香りソース{減塩しょうゆ小さじ2、ごま油小さじ1弱、白ネギ6g・ショウガ2g・ニンニク1g(各みじん切り)、すりごま適量}
作り方
1:豚肉の両面に片栗粉をふり、麺棒でたたいて薄く伸ばし、180℃の油(分量外)でカリッと揚げる。
2:白菜は太めの千切りにして水にさらし、水けをよくふきとる。ミカンの皮は内側の白い部分をとって、千切りに。
3:2を混ぜた上に1を盛り、混ぜ合わせた香りソースをかける。