腎臓病の食事

グラタンだって工夫しだいで食べられます!

 

腎臓病にとってチーズなどの乳脂肪製品は大敵だと思われがちですが、適量かつ適切な調理で食べれば問題はないのです。

 

つぎに挙げる「ネギのグラタン/115キロカロリー・タンパク質2.4g・塩分0.3g」は、疲労回復のうえ血液サラサラ効果もあるうれしいヘルシー洋食。病気じゃなくても、マイレシピとして日常の献立に参加させてみたい簡単クッキングです。

 

ネギ特有の刺激臭と辛み成分である硫化アリルはビタミンB1の吸収を助けて疲労回復に働きかけ、血液中の脂肪を減らす効果も期待されています。ネギは加熱するほど甘みがでておいしくなるものですが、同時に硫化アリルも減少するため軽く歯ざわりが残る程度に仕上げるのがコツですね。

 

にんにくの香りやチーズのコクで、塩分少量でも美味このうえなしのひと皿です。

 

材料
長ネギ1~1本半、オリーブオイル小さじ3、ワイン大さじ1、タマネギ50g、ニンニク1/2片、トマト大1個、ベイリーフ1枚、砂糖小さじ1/3、塩・コショウ各少々、パルメザンチーズ大さじ3

 

作り方
1:ネギは4㎝にきって4つ割りにしてオリーブオイル小さじ2でいため、水1/4カップ(分量外)、ワインで少し煮る。
2:タマネギとニンニクはみじん切りにして残りのオイルでいため、種ぬきをしてざく切りにしたトマト、ベイリーフを加えて4、5分煮、調味する。
3:グラタン皿に1、2の順で入れ、パルメザンチーズをふってトースターで10分ほど焼く。